2014/12/03
土用亭が下野新聞に掲載されました
【記事抜粋】
初めはそのまま、少し食べ進めたら薬味やワサビを載せて、最後はだし汁をかけてお茶漬け風に味わう。一度に3種類の食べ方が楽しめるひつまぶし。
メニューへの導入を提案した若女将福田桐子さんは「ひつまぶしになじみのない人にも、美味しさを味わってほしかった」と力を込める。
うなぎの調理法は関東と関西で異なる。
その一つが「蒸すか蒸さないか」
関東は素焼きした後に一度蒸し、再度焼く。
ふっくらと厚みが出てジューシーな味わいになるという。
ひつまぶしは名古屋名物で、調理法は関西風。
しかし「ぜったいに受け入れられる自信があった」と、関東の料理法によるひつまぶしを提供する。
半年間の試行錯誤の末、ことし4月店のリニューアルオープンとともにメニューに加えると読みは的中。今では店で1、2位を争う人気メニューだ。
毎朝取り寄せる愛知県一色産のうなぎは店内のいけすで泳がし、注文が入ってからさばくため、臭みがない。
「うな重とひと味違ううなぎの食べ方をたのしんでほしい」と勧めている。